忍者ブログ
何気なく暮らしている日々の中にある『アート』を紹介していくブログ。
[1]  [2
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

高校(デザイン科)時代の友人に会いに。

『ホサピンズ』
作者から生まれたアルファベットのキャラクターたち。
http://hosapinz.web.fc2.com/

高校というか、彼女とは幼稚園から一緒だった訳ですが...
ちゃんと話すようになったのは高校卒業後3〜4年経ってから。
それと、小学校3年生の時に仲良かったのは覚えていたり。

こうやって同郷の友人の活動を見に行けることが、とても幸せ。
そして、そんな誇らしい友人を今の友人と繋げられることが。

デザインフェスタを訪れて、一緒に来てくれた友人からポツリと出た言葉。
『生きていることがアート』
本当にそう思う。
表現という言葉の大きな枠組みの中に『生きる』という言葉が
含まれていて良いと思う。
それを捨てて生きている人は多いけれど。

そんな中でも、モノを描く(作る)という表現の形を続ける数少ない友人。
自分もそういう人種の端くれとして想像するけれど、
きっと色んな迷いや苦しみがあって、
そうやって生まれて来たのが「ホサピンズ」なんだと思う。

『ホサピンズとは、作者あつみきよ科から生まれたアルファベットキャラクターたちの総称です。地球のどこかに住んでいる妖精の一種である、という設定があったりなかったりしながら。
人間のような形をしていたり、私たちからすると妙な見た目をしていたりする子もいるけれど、
彼らはそれを気にすることなく今日も色んなことを感じながら過ごしています。
小さなことを気にしたり、大きな夢を持っていたり、たくさん笑ったり、少しうつむいたり
いつでも笑顔は難しくたって、ゆったりゆったり彼らのペースで生きています。』

こんな風に言うと少し偉そうで嫌だけれど
彼女から生まれたキャラクターたちは(ホームページでも見られるけれど)、
1人ひとりに命が吹き込まれていて、ちゃんと人生があって、
だから本当に生き生きしている。

普通に生きているといつの間にか忘れてしまうこと、
おんなじように見えても、みんながみんな一緒だなんて大間違いで
見た目だけじゃなくって心の形だって違う。
その違いに気付かない人たちがいっぱい居て、
その違いに苦しんでいる人たちがいっぱい居る。
だけど、
気にしなくていいんだよ、と聞こえてくる気がする。
それは、ただの『違い』で。それでいいんだよ、と。

そんなことを彼らを通して気付かされる。

だからついつい、自分のイニシャルのキャラクターに親近感を覚えてしまったりして。

Rぴょん先輩】:3年生・手芸部
・超超超カリスマ美脚モデル、芸術家肌で超絶ナルシスト、将来の夢は世界に通じるブランドを立ち上げること
・言うことがいちいちぶっ飛んでいるが彼が言うと妙な説得力がある、言葉も態度もデカイがそれに伴う実力があるため反感は買わないスゴイ人


僕も、Rぴょん先輩みたいにならなくちゃあなぁ...

『ホサピンズ』
浜松を拠点に活動中 出展・活動情報は
http://hosapinz.web.fc2.com/
https://www.facebook.com/Hosapinz
PR

VJ KINN

まだ僕が、VJを始める前のこと。
「VJをやってみないか?」とお誘いをいただいたものの、
『VJ』の『ぶ』の字も知らない僕に、DJさんが紹介してくれたのが
彼女、VJ KINNちゃんだった。
つまり僕のVJの師である。
彼女の機材と手ほどきで、僕は舞台に立たせてもらった訳だ。

クラブを知らない人に「VJとは何か」ということを説明するのは少し難しい。
簡単に言えば、DJさんの流す音楽に合わせて映像を映し出すのが、VJだ。
あらかじめ編集された映像を流すのではなく、その時々の雰囲気、
音に合った映像を選んで、生で切り替えていく。
何十種類かの映像素材を使いながら、その場でエフェクトをかけたりして
お客さんを視覚的に盛り上げる。
大まかに言えば、それがスタンダードなVJのやっていることだ。

基本的なことは彼女に教えてもらった。
ただ、僕と彼女の使いたい映像の方向性は全く違う。
そもそも、お互いルールの上に気を使って立つような性格じゃない。
(それを許容してくれるイベントを主催するDJさんたちの
 新しいことへの挑戦心、心の広さには本当に感謝しつつ)
だから、という訳ではないが、僕が彼女に教えてもらったことは、
技術よりももっと抽象的なことだったように思う。
VJというのはDJさんの横に立つことが多い。
DJさんもそうであるように、パフォーマーとしてブースに居る。
だからこそ、お洒落をして、アピールすることも重要な役割だ、と。
まず自分が楽しまなきゃ、フロアの熱量も測れない。
人によってはもっと裏方のようなやり方をする人もいるだろうけれど、
僕はKINNちゃんの気持ちに凄く共感した。
「やるからには目立ってやろう!」という心意気は、
「私と一緒に盛り上がろうぜ!」と皆を上から引っ張る力があると思う。
フロアをお客さん任せにせず、相乗効果で盛り上がる。
その一体感が気持ち良い。
どんなに映像が凄くても、それが分かっていなければVJは面白くない。
と、僕は信じたい。
そして彼女はそれが分かっている人だと思う。



2013年始動『EFEKT』。
僕のお世話になったイベント『LEBENS』のメンバーDJ MASKATさんが
VJ KINNちゃんを引き連れて始めた新しいイベント。
僕がKINNちゃんと出会って2年が経つ。
数々のイベントでVJを勤め、表現の幅も技術もきっと、もう僕の知っている
VJ KINNではない。
注目したいのは、そこだ。
備わった心に、日々進化するテクニック。
そこに新たに始動した『EFEKT』というイベントがぶつかって、混ざり、
見たことのない、聞いたことのない、感じたことのない、
空間、映像、音、感情、熱が生まれる。
その化学反応は、その瞬間、そこに居た人たちにしか味わえない、
刺激的で素晴らしいものになるだろうと思う。

そして、その熱の中心で、フロアを彩るのは、まぎれもなくVJ KINNのはずだ。


EFEKT at PlanetCafe

2013/05/31(FRI)     21:00 Start

Door ¥2500,1drink / With Flyer ¥2000,1drink

【SpecialGuestLive】
Submerse -Apollo Records(R&S)//Project:Mooncircle—

【DJ】MASKAT,SADAFUMI KAWAI,MITSU,SUGURU,RIX
【VJ】KINN
【STAFF】MIKAKO,ELMO

5月31日にEFEKTを再び開催。
第二回の今回は、SonarSound Tokyo 2013でもLIVEセットを披露したSubmerseを
ゲストに迎え、更に強力なベースと共にドラマチックに五月の末日の金曜日を彩ります。

失ったものを取り返そうと
思うと辛いけど、常に自分が
0だって思えばネガティブには
ならない。

全然うまくいかないスケート中に
一羽早起きの鳥のさえずりに
気づかされた。

sound file


photo&word&sound Tsubasa Akimoto

誰も真似のできない最高の音楽。
一生に一度しか出会えない音楽に
耳を傾ける。
すると、
聞こえてくる自然の囁き。
心の囁き。



artist YUMIMPO*


2年前の夏。
僕は静岡県浜松市の、街のイベント『夏の芸術祭2011』を訪れた。
あてもなくフラフラと街中をさまよっていると、ふと目についた場所があった。
まるで、世界中の『楽しい』を集めたような絵たちが並ぶ、
彼女の展示ブースであった。
そして、そのブースの中では彼女がライブペイント中であった。
勇気のない僕は、何度かその前を行ったり来たりした末、やっとの思いで
スタッフの方に声をかけた。
彼女の絵たちに背中を押してもらうような形で。

僕は『映像制作かじり』だと自己紹介した。
表現方法の枠を越えた何かが、生み出せたらいいなぁと思ったのだ。
そうして、気付けば、僕は次の展示会の撮影をしていた。
彼女の屈託のない笑顔から発せられる「依頼」に僕は乗ってしまった。
"乗ってしまった"とはなんだ!と怒られそうではあるが、あえて言おう、
僕は、豪快な女船長率いる『YUMIMPO*』海賊団の船に乗ってしまった!
あくまで協定を結んだ同業者、という存在でいたいのだけど。えへへ。

彼女の展示会の撮影していると、ファンの方の多さに驚く。
彼女の作品は、まさに老若男女、どんな垣根も越えて愛されている。
それは、多分、僕が最初に感じた感覚と同じ感覚を皆が感じているんだと思う。
世界中の『楽しい』『幸せ』を集めたような、そんな作品たち。
こんな言い方をすると、「わいわい」「きらきら」してるだけなのかな?と
思わせてしまうかもしれない。けれど、そうではない。
彼女の作品を見ていると思う。
僕たちが生きている中で感じる、『不安』や『悲しみ』、そういったマイナスな
感情も含めて、その先にある(と願っている)『幸せ』が見えてくる。



その願い、気持ちは、言葉や性別や年齢を越えて、僕たちに届くものだ。

そして、その表現方法は絵だけにとどまらない。
彼女は、空間や絵を描くプロセスまで作品にしてしまう。
展示会の会場は、一歩踏み込んだ瞬間から『YUMIMPO*の世界』だ。
ただ絵を飾るだけでなく、会場自体を彩る。
GEISAIに出展した時のライブペイントでは、自身が『青虫』となり、
ビニールハウスの中から『ビニールハウス』をキャンパスとして彩った。
彼女の凄いところは、そういった空間や自身さえも作品に変えてしまうところだ。
彼女に魅了された人たちは、作品だけではなく、彼女の屈託のない笑顔、
そこから生み出される世界、を見たくて会場を訪れるのだと思う。
今回の記事では、あえて、そういった会場の様子を写真等で紹介するのはやめた。

なぜなら、今週末に、そんな彼女の世界を訪れることが出来るからだ。

『はままつ 春の芸術祭2013』
静岡県浜松市 浜松駅周辺
http://aona.hamazo.tv
YUMIMPO*のライブペイントは
アクトシティ屋上公園にて
4月27日(土)28日(日) 11:00~17:00

ちなみにこの『春の芸術祭2013』公式ポスターのイラストも彼女が手がけている。
今回は、虫かごの中の虫になってのライブペイントだとか。

GWの始まりに『楽しい』を感じに、彼女の元へ足を運んでみてはいかがだろうか。
きっと素敵なGWになると思う。
「GWなんかねぇよ!」と突っ込んでいる、そこのあなた。
時間があれば、『楽しい』を感じに、彼女の元へ足を運んでみてはいかがだろうか。
疲れた心も躍り出すかもしれない。

art Ryosuke Watanabe

とあるテレビ番組にて、鳥居みゆきさんが

「台本に "自由に" って書いてあるんです。
 それはもう自由じゃないでしょー!
 それに従ったらもう不自由でしょー!」


と。
続けてナインティナインの岡村さんが、
プロフィール
HN:
Ryosuke Watanabe
HP:
性別:
男性
自己紹介:
自分や友人の周辺で起こる日々のアートに注目。
面白いこと、紹介していきます。
興味を持った方、感想等はコメントへお願いします。
最新記事
(05/18)
(08/09)
(06/25)
(06/18)
(06/17)
P R
[1]  [2
忍者ブログ [PR]