忍者ブログ
何気なく暮らしている日々の中にある『アート』を紹介していくブログ。
[30]  [29]  [28]  [26]  [25]  [24]  [23]  [22]  [21]  [20]  [19
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



artist YUMIMPO*


2年前の夏。
僕は静岡県浜松市の、街のイベント『夏の芸術祭2011』を訪れた。
あてもなくフラフラと街中をさまよっていると、ふと目についた場所があった。
まるで、世界中の『楽しい』を集めたような絵たちが並ぶ、
彼女の展示ブースであった。
そして、そのブースの中では彼女がライブペイント中であった。
勇気のない僕は、何度かその前を行ったり来たりした末、やっとの思いで
スタッフの方に声をかけた。
彼女の絵たちに背中を押してもらうような形で。

僕は『映像制作かじり』だと自己紹介した。
表現方法の枠を越えた何かが、生み出せたらいいなぁと思ったのだ。
そうして、気付けば、僕は次の展示会の撮影をしていた。
彼女の屈託のない笑顔から発せられる「依頼」に僕は乗ってしまった。
"乗ってしまった"とはなんだ!と怒られそうではあるが、あえて言おう、
僕は、豪快な女船長率いる『YUMIMPO*』海賊団の船に乗ってしまった!
あくまで協定を結んだ同業者、という存在でいたいのだけど。えへへ。

彼女の展示会の撮影していると、ファンの方の多さに驚く。
彼女の作品は、まさに老若男女、どんな垣根も越えて愛されている。
それは、多分、僕が最初に感じた感覚と同じ感覚を皆が感じているんだと思う。
世界中の『楽しい』『幸せ』を集めたような、そんな作品たち。
こんな言い方をすると、「わいわい」「きらきら」してるだけなのかな?と
思わせてしまうかもしれない。けれど、そうではない。
彼女の作品を見ていると思う。
僕たちが生きている中で感じる、『不安』や『悲しみ』、そういったマイナスな
感情も含めて、その先にある(と願っている)『幸せ』が見えてくる。



その願い、気持ちは、言葉や性別や年齢を越えて、僕たちに届くものだ。

そして、その表現方法は絵だけにとどまらない。
彼女は、空間や絵を描くプロセスまで作品にしてしまう。
展示会の会場は、一歩踏み込んだ瞬間から『YUMIMPO*の世界』だ。
ただ絵を飾るだけでなく、会場自体を彩る。
GEISAIに出展した時のライブペイントでは、自身が『青虫』となり、
ビニールハウスの中から『ビニールハウス』をキャンパスとして彩った。
彼女の凄いところは、そういった空間や自身さえも作品に変えてしまうところだ。
彼女に魅了された人たちは、作品だけではなく、彼女の屈託のない笑顔、
そこから生み出される世界、を見たくて会場を訪れるのだと思う。
今回の記事では、あえて、そういった会場の様子を写真等で紹介するのはやめた。

なぜなら、今週末に、そんな彼女の世界を訪れることが出来るからだ。

『はままつ 春の芸術祭2013』
静岡県浜松市 浜松駅周辺
http://aona.hamazo.tv
YUMIMPO*のライブペイントは
アクトシティ屋上公園にて
4月27日(土)28日(日) 11:00~17:00

ちなみにこの『春の芸術祭2013』公式ポスターのイラストも彼女が手がけている。
今回は、虫かごの中の虫になってのライブペイントだとか。

GWの始まりに『楽しい』を感じに、彼女の元へ足を運んでみてはいかがだろうか。
きっと素敵なGWになると思う。
「GWなんかねぇよ!」と突っ込んでいる、そこのあなた。
時間があれば、『楽しい』を感じに、彼女の元へ足を運んでみてはいかがだろうか。
疲れた心も躍り出すかもしれない。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
Ryosuke Watanabe
HP:
性別:
男性
自己紹介:
自分や友人の周辺で起こる日々のアートに注目。
面白いこと、紹介していきます。
興味を持った方、感想等はコメントへお願いします。
最新記事
(05/18)
(08/09)
(06/25)
(06/18)
(06/17)
P R
[30]  [29]  [28]  [26]  [25]  [24]  [23]  [22]  [21]  [20]  [19
忍者ブログ [PR]