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何気なく暮らしている日々の中にある『アート』を紹介していくブログ。
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池袋 新文芸坐『日本映画の旗手たち Vol.15 吉田大八ワンマンショー』

というイベントに行ってきた。
吉田大八監督&佐藤貴博プロデューサーによるトークショーの後、
『桐島、部活やめるってよ』
『パーマネント野ばら』
『クヒオ大佐』
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』
吉田監督の過去作品4本をオールナイトで観る、というイベントである。
最新作から順々に過去作を観ていく。

トークショーで吉田監督あるいは佐藤プロデューサーも指摘していたが、
吉田監督の一貫性や癖が作品内にでている。
画へのこだわりで映画監督が誰かわかることは多いが、物語の構成で
一貫性を感じる監督は珍しい気がする。
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photograph Tubasa Akimoto

今の彼と切っても切り離せないのがスケートボードとバイクである。
僕の中学の同級生でもある彼がスケートボードにはまっている、と聞いたのは
僕がスケートボードを始める半年程前だ。
アンダーグラウンドな世界に憧れのあった僕は、地元に戻るなり、すぐに
彼に教えを乞うた。
すでにスケートボードの世界に慣れつつあった彼に付いて夜の街に繰り出したのは
3ヶ月程経った頃であろうか。
そこで彼の仲間と出会い、一緒に行動するようになった。
彼は基本的に自由だ。人によっては彼の行動に驚くこともある。
まず、街に到着し駐車場につき支度が整うなり彼はスタートダッシュを決め込む。
これはまぁ僕が街に慣れてからのことであるが、それでも僕は当然、追いつけない。
お互いがそれを知ってのことである。
彼は彼のスピードで、僕は僕のスピードで、夜の街を楽しむのだ。

photograph Tsubasa Akimoto edit Ryosuke Watanabe

彼らにとっては、見慣れた風景。
僕がスケートボードを始めて、出会った風景だ。
今回は善悪などについて、少し偏った僕の視点で語っていこうと思う。
不快な思いをする可能性があるが、そういった物事について考えるキッカケになれば嬉しい。
善悪の物差しって一体なんだろうか?法律?常識?
そんなことを考え続けた結果、僕はある時期から自分の物差しを持つことにした。

皆さんの中にも街中でスケートボードをする少年、青年たちを見て不快な思いをしたことがある人がいると思う。そのイライラは果たしてどこからくるのだろうか?


ToysADDiCT
Address : Saitama Tokorozawa city Asahi-chou 2-1-302
Tel : 04-2968-7685
Open/12:00 Close/22:00
Holiday / Monday
HP : http://www.50house.jp


『おもちゃ中毒者』直訳するとそんな意味を持つお店『ToysADDiCT』。
所沢駅から徒歩数分。友人に案内されて流れ着いたそのおもちゃ屋さんは
まさに僕の体内に流れる「Toy好き」の血をボコボコと沸騰させるお店だった。
僕のへたっぴな写真で申し訳ないが、見てもらえばわかると思う。
いつもお世話になっている画像編集アプリを使わなくてもじゅうぶん雰囲気のある店内。
これは凄い。なんせ、あの世界観が肉眼で見られる訳だ。
ビンテージトイズから新作の変な雑貨、果ては新進気鋭のアーティストCD、
アートブック、古着等、多種多様なアイテムに彩られた店内にいると、
懐かしいのに新しい、そんな不思議な幸せを味わうことが出来る。

特に玩具の種類は見た目以上に多く、海外トイを中心に昭和の匂いのする日本の
キャラクター玩具まである。
見たこともない怪しいパチもんキャラグッズはそれだけで笑いを誘う。
もちろん、今や簡単には出会えない公式レアおもちゃもそこかしこに並んでいる。

ここからは個人的に少し濃い話になるが、
特に感動したのは、僕ら世代の代表的海外アニメである『タートルズ』トイだ。
(メディア・世代によって、呼称が少し変わるので『タートルズ』とした。)
僕自身も何種類か持っている、幼少期に集めた変形フィギュアはもちろん、
これまた幼少期に熟読した『ミュータント・タートルズ秘密大百科』という本の
中で紹介されていたおもちゃが当たり前のように置いてあった。
子供心に「ディープだな。」と思っていたモンスターコラボやトロールコラボの
フィギュア。僕らがパっと思いつかないような敵キャラのフィギュア。
この頃のタートルズフィギュアは日本の子供に媚びない毒々しさみたいなものがある。
今思えば、そんなものを好きになってしまったこの頃から僕は既に
「変態」の道を歩き始めていたんだろう。
そんな「変態道」まっしぐらなフィギュアが棚から果ては天井にまで陳列されている。

その他、タートルズほど当時の日本に浸透していなかったアメコミトイが
所せましと並んでいる。
今でこそハリウッドのアメコミブームに乗って、たくさんのキャラクターが
日本に広く知られるようになったが、例えばスパイダーマンで言えばその歴史は
1960年代までさかのぼることが出来る。
その時代時代の味を持ったコミックキャラや企業キャラは僕たちの歴史の
証明者でもあるように思う。
スーパーマンは電話BOXで変身していたし、バットマンの敵キャラはもっと
派手で毒々しかった。
そういった中で、僕たちの知らないオールドトイの怪しい匂いも一役買って
歴史の「深さ」がこの店には充満している。
だからこそ、きっと、何気なく撮った写真にすら雰囲気がある。


実は、僕の友人のお兄さんがこのお店の店主、テルさんだ。
友人から、お兄さんがTOYSHOPをやっていると聞きセンサーが反応して訪れた。
やはり「変態」の例に漏れず、親切であたたかい人だった。
そんなテルさんが一点一点吟味してセレクトされたおもちゃたち。
会話の中から、面白いおもちゃを紹介してくれるのも、新鮮で刺激的だった。
オールドトイとともに、繋がりのあるアーティストさんの作品も取り扱うお店。
変態の持つ「深さ」と「新しさ」。「尊敬」と「挑戦」。
そういった雰囲気が、明るく渋い外見からにじみ出ていた。
そんなテルさんの魅力も、多くの人がこの店に訪れる理由だろうと思う。
申し訳ないことこの上ないが、僕にはコレクション癖がない。
しかし、まるでそんな気持ちを見透かしたようにポイントカードには
『Welcome Point』という訪れただけで貰えるポイントがある。

「見てるだけ〜」ができるよ!と言いたい訳じゃない。
ただ、絶対に、訪れる価値のあるお店である。
そこにはきっと感動の「出会い」があり、「再会」があると思う。
おもちゃも人も、そうやって歴史を作っていくんだと思う。

ちなみにHPには、ONLINE SHOPもあるので、まずは彼らの姿を写真で
チェックしてみては?

http://www.50house.jp

からToysADDiCTのページへ!

そして、できればお店を訪れてほしい。
五感で彼らを感じた時、深層意識の中から、いつの間にか忘れていた
純粋で楽しい記憶が蘇ってくるはずだ。
その感動はきっと「今だからこそ」感じなきゃいけない大切な感情だと思う。

art Ryosuke Watanabe

先週までこんなに満開に咲いていた桜も、いつの間にか夏に向けて
緑色に色づき始めた今日この頃。
先日、ある映画を観ていて、素敵な言葉に出会った。

花は咲くものです、枯れるもんじゃない。
わたしはそう思うことにしてます。それは、大切なことです。
                  ——  映画「青い春」より。


何度か観たことのある映画にも関わらず、
今になって「出会った」と思える言葉。自分の中の変化というものが
こういった形でも見られるのは嬉しい。
人間みんな枯れていくのだ、生まれれば失くしていく道を歩く。
けれど、それをどう捉えるのかは自分次第だ。
そして水を与えられるのも自分次第だ。たくさんあれば隣に分ければ良い。
身を削って隣に水を差し出す生き方を、否定はできないけれど、
隣の花が枯れていてたら僕は悲しい。
なんせ、その水の蛇口は自らの中にあるのだから。
だからまず、どんな捉え方でも良い『自分が咲く為』に生きる。
それだけで人生は変わるはずだ。

それを知らずに涙を流す人たちを僕は知っている。
そして、人生の中で自然とそれを知り、笑顔で生きている人たちを
僕は知っている。僕はそうやって笑顔を分けてもらってきた。
そんな優しさに満たされてきたからこそ、僕の中から湧き出てきたこの水も
分けることが出来るはずだ。

わたしはそう思うことにしてます。それは大切なことです。
プロフィール
HN:
Ryosuke Watanabe
HP:
性別:
男性
自己紹介:
自分や友人の周辺で起こる日々のアートに注目。
面白いこと、紹介していきます。
興味を持った方、感想等はコメントへお願いします。
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