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何気なく暮らしている日々の中にある『アート』を紹介していくブログ。
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ToysADDiCT
Address : Saitama Tokorozawa city Asahi-chou 2-1-302
Tel : 04-2968-7685
Open/12:00 Close/22:00
Holiday / Monday
HP : http://www.50house.jp


『おもちゃ中毒者』直訳するとそんな意味を持つお店『ToysADDiCT』。
所沢駅から徒歩数分。友人に案内されて流れ着いたそのおもちゃ屋さんは
まさに僕の体内に流れる「Toy好き」の血をボコボコと沸騰させるお店だった。
僕のへたっぴな写真で申し訳ないが、見てもらえばわかると思う。
いつもお世話になっている画像編集アプリを使わなくてもじゅうぶん雰囲気のある店内。
これは凄い。なんせ、あの世界観が肉眼で見られる訳だ。
ビンテージトイズから新作の変な雑貨、果ては新進気鋭のアーティストCD、
アートブック、古着等、多種多様なアイテムに彩られた店内にいると、
懐かしいのに新しい、そんな不思議な幸せを味わうことが出来る。

特に玩具の種類は見た目以上に多く、海外トイを中心に昭和の匂いのする日本の
キャラクター玩具まである。
見たこともない怪しいパチもんキャラグッズはそれだけで笑いを誘う。
もちろん、今や簡単には出会えない公式レアおもちゃもそこかしこに並んでいる。

ここからは個人的に少し濃い話になるが、
特に感動したのは、僕ら世代の代表的海外アニメである『タートルズ』トイだ。
(メディア・世代によって、呼称が少し変わるので『タートルズ』とした。)
僕自身も何種類か持っている、幼少期に集めた変形フィギュアはもちろん、
これまた幼少期に熟読した『ミュータント・タートルズ秘密大百科』という本の
中で紹介されていたおもちゃが当たり前のように置いてあった。
子供心に「ディープだな。」と思っていたモンスターコラボやトロールコラボの
フィギュア。僕らがパっと思いつかないような敵キャラのフィギュア。
この頃のタートルズフィギュアは日本の子供に媚びない毒々しさみたいなものがある。
今思えば、そんなものを好きになってしまったこの頃から僕は既に
「変態」の道を歩き始めていたんだろう。
そんな「変態道」まっしぐらなフィギュアが棚から果ては天井にまで陳列されている。

その他、タートルズほど当時の日本に浸透していなかったアメコミトイが
所せましと並んでいる。
今でこそハリウッドのアメコミブームに乗って、たくさんのキャラクターが
日本に広く知られるようになったが、例えばスパイダーマンで言えばその歴史は
1960年代までさかのぼることが出来る。
その時代時代の味を持ったコミックキャラや企業キャラは僕たちの歴史の
証明者でもあるように思う。
スーパーマンは電話BOXで変身していたし、バットマンの敵キャラはもっと
派手で毒々しかった。
そういった中で、僕たちの知らないオールドトイの怪しい匂いも一役買って
歴史の「深さ」がこの店には充満している。
だからこそ、きっと、何気なく撮った写真にすら雰囲気がある。


実は、僕の友人のお兄さんがこのお店の店主、テルさんだ。
友人から、お兄さんがTOYSHOPをやっていると聞きセンサーが反応して訪れた。
やはり「変態」の例に漏れず、親切であたたかい人だった。
そんなテルさんが一点一点吟味してセレクトされたおもちゃたち。
会話の中から、面白いおもちゃを紹介してくれるのも、新鮮で刺激的だった。
オールドトイとともに、繋がりのあるアーティストさんの作品も取り扱うお店。
変態の持つ「深さ」と「新しさ」。「尊敬」と「挑戦」。
そういった雰囲気が、明るく渋い外見からにじみ出ていた。
そんなテルさんの魅力も、多くの人がこの店に訪れる理由だろうと思う。
申し訳ないことこの上ないが、僕にはコレクション癖がない。
しかし、まるでそんな気持ちを見透かしたようにポイントカードには
『Welcome Point』という訪れただけで貰えるポイントがある。

「見てるだけ〜」ができるよ!と言いたい訳じゃない。
ただ、絶対に、訪れる価値のあるお店である。
そこにはきっと感動の「出会い」があり、「再会」があると思う。
おもちゃも人も、そうやって歴史を作っていくんだと思う。

ちなみにHPには、ONLINE SHOPもあるので、まずは彼らの姿を写真で
チェックしてみては?

http://www.50house.jp

からToysADDiCTのページへ!

そして、できればお店を訪れてほしい。
五感で彼らを感じた時、深層意識の中から、いつの間にか忘れていた
純粋で楽しい記憶が蘇ってくるはずだ。
その感動はきっと「今だからこそ」感じなきゃいけない大切な感情だと思う。
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プロフィール
HN:
Ryosuke Watanabe
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性別:
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自己紹介:
自分や友人の周辺で起こる日々のアートに注目。
面白いこと、紹介していきます。
興味を持った方、感想等はコメントへお願いします。
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