何気なく暮らしている日々の中にある『アート』を紹介していくブログ。
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photograph Tsubasa Akimoto
『俺は五感と想像力が薄れてきてるから(中略)だから
外出て、カラダ全体でその一瞬の空気を逃さず感じようと
思って。
最近毎週、周りの仲間のおかげでアホみたいに楽しませてもらってて。
でも逆に自分自身は薄くなってきてる感じがしてさ。
オリジナルを育てなきゃって感じだね。』
彼と言葉を交わすと、毎回、何かに気付かされる。
僕の汲み取った感覚と彼の言葉が100%同じではないと思うけれど
大体いつも「≒」で僕の脳が働く。
それは多分、彼の真っ直ぐな生き方が言葉になった時、自分の中の
本能的な部分が反応するからだろう。誰もが持っている動物的な部分。
正直で汚れのない部分だ。
憧れや尊敬の中には、確かに吸収すべきものがあって
そういう環境の中に身を投じることは悪いことじゃない。
けれど、どうだろう、その中に体を浸し続けると
人は案外、自分の可能性を見失いがちだ。
自分の可能性を深く探ることはとても苦しい。答えのない壁が
何度も目の前に現れたりする。
だけど彼は知っているんだと思う。その壁を乗り越えた先にある景色が
見たこともない素晴らしい景色だということを。
いつだってフェンスの向こうには金網に邪魔されない、自由で
面白い世界があるのだ。
『そうか、シンプルに考えたら常にありのままで生きれるように
なればいいってだけだった!忘れてたw』
彼の写真は他人から見ればありきたりかもしれない。
けれど、彼を知った時、彼の言葉が自分の心と共鳴した時
その写真は、彼の真っ直ぐで汚れのない世界を僕たちに
教えてくれる媒体になる。
彼の見ている世界を見れたような気がしてならない。
それは幸せなことのように思う。
とはいったものの、彼も僕も毎日 煩悩相手にボコボコに
されては、ベッドにうずくまって嘆いたりしている。
まだまだ悟りの道は遠いなぁ・・・
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プロフィール
HN:
Ryosuke Watanabe
HP:
性別:
男性
自己紹介:
自分や友人の周辺で起こる日々のアートに注目。
面白いこと、紹介していきます。
興味を持った方、感想等はコメントへお願いします。
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